概要
G-クレジット制度とは
【制度の目的】
クレジットの取引で得られた資金を活用し、健全で豊かな森林づくりを進めることで、森林の二酸化炭素吸収量を維持・増大させるとともに、社会全体に環境保全活動を広げることで「脱炭素社会ぎふ」の実現を目指しています。
【制度の概要】
県内の適切に管理された森林による二酸化炭素吸収量をクレジットとして県が認証する、岐阜県独自の森林由来のカーボン・クレジット制度です。
認証されたクレジットは、売買することができ、購入者はカーボン・オフセット等に活用できます。また、購入代金は、クレジット創出者に還元され、森林整備につなげることができます。
- (1)申 請 者:
- 林業事業者、市町村、森林所有者
- (2)対象森林:
- 国のJ-クレジット制度の対象外森林のうち、清流の国ぎふ森林・環境税を財源とする「岐阜県環境保全林整備事業」で間伐等をした森林(森林経営計画策定済または策定予定の森林を除く)
- (3)審 査 者:
- 県が委託した機関 ※審査費用は無料
(R5年度審査機関:特定非営利活動法人農林業経営支援センター) - (4)認 証 者
- 県
- (5)認証対象期間:
- 8年間
G-クレジット制度の特徴
(1)信頼性・透明性の確保
- 信頼性・透明性を確保するため、J-クレジット制度の仕組みやルールにできる限り準拠しています。
(2)申請者負担の軽減
- 申請者の手間や経費等の負担軽減のため、申請書類はできる限り記載項目を簡素化しています。審査費用は無料です。
(3)その他
- 計画書にはクレジット収益の配分及び活用計画、プロジェクト対象地域の概要等を記載します(クレジットを購入する際の判断材料のひとつとなります)。
- クレジットの転売はできません(有効期限はクレジット購入から5年です)。
クレジットの認証・売買までの流れ
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制度文書
基本文書の一覧
本制度の利用に必要な文書は以下のとおりです。
各文書の内容と利用者は、以下のとおりです。
文書名 | 規定内容 | 利用者 | 資料 | ver | 更新日 | |
①実施要綱 | 本制度の基本的方針及び原則、委員会等の業務並びに本制度を利用する者が従うべき要件及び手続を定めるもの | プロジェクト実施者 審査機関 等 | ダウンロード (PDF:642KB) 過去の文章はこちら | 1.1 | 2024/3/28 | |
②実施規程 | プロジェクト 実施者向け | プロジェクト実施者がプロジェクト計画書の作成から吸収量の認証までの一連の手続において満たすべき要件を定めるもの | プロジェクト実施者 | ダウンロード (PDF:660KB) 過去の文章はこちら | 1.1 | 2024/3/28 |
審査機関向け | 審査機関が審査において満たすべき要件を定めるもの | 審査機関 | ダウンロード (PDF:531KB) 過去のバージョン1.1 過去のバージョン1.0 | 1.2 | 2024/8/28 | |
③モニタリング・算定規程 | 方法論に定められたモニタリング項目ごとに、従うべき具体的なモニタリング方法を定めるもの | プロジェクト実施者 | ダウンロード (PDF:978KB) 過去のバージョン1.1 過去のバージョン1.0 | 1.2 | 2024/8/28 | |
④方法論 | 吸収に資する技術ごとに適用範囲、吸収量の算定方法、モニタリング方法等を定めるもの | プロジェクト実施者 | ダウンロード (PDF:619KB) 過去のバージョン1.1 過去バージョン1.0 | 1.2 | 2024/8/28 | |
⑤約款 | プロジェクト 実施者向け | プロジェクト実施者が、制度管理者との関係で契約の形で①~④の文書に規定された事項を遵守すべきことを定めるもの | プロジェクト実施者 | ダウンロード (PDF:191KB) | 1.0 | 2023/11/1 |
審査機関向け | 現地審査者が制度管理者との関係で契約の形で①②の文書に規定された事項を遵守すべきことを定めるもの | 現地審査者 | ダウンロード (PDF:186KB) | 1.0 | 2023/11/1 |